「戦争の記憶 コロンビア大学特別講義 − 学生との対話 −」

  • 2019.08.13 Tuesday
  • 12:16

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第二次世界大戦が終結してから 75年が経とうとしているが、未だに 国家間の間で 政治的に 感情的に この戦争は「現在形」で存在している。それは それぞれの国が この戦争に関するそれぞれの 「物語」をもっているからで、自国の物語からの解釈のみで 国家間の 不一致を解消することは 難しい、他国の人々の心の中に この大戦に関するどのような「物語」が 存在するのかを 理解する必要がある・・。対話に参加した学生たちのがこのことに気づく その過程に読者として参加することができた。 例えば 多くのアメリカ人にとっては この戦争は 「ドイツと日本の侵略に対抗する良い戦争」、日本人にとっては 「自国の指導者によって引き起こされ 国民が巻き込まれた戦争であり、ナガサキ、ヒロシマ、そして敗戦」であり、韓国人にとっては 「日本による植民地搾取の極致」であり、中国人にとっては 「勇敢な抗日戦争」である。。と筆者は言う。お互いの物語を理解することなくして 和解は難しい。一方で 事実として何が 起きたのかを冷静に解き明かすのが 「歴史学者」の使命であるとも。

 

「第4回の講義を終えて」の章に出てきた「知識(Knowledge) 視点(Perspective) 尊重(Respect) そして 責任(Resposibility) が 優れた道しるべになるだろうという言葉、そして 私たちの責任とは 「異なる視点を理解し、過去に誠意をもって対処するだけではなく、より良い将来に向けて努力すること。なぜなら 結局のところ 過去は過去であり 私たちが作りだせるのは未来だけだからだ。」というフレーズが 強く心に刻まれた。

 

 

 

 

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